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□ 映画 □

【少年は残酷な弓を射る】

ご無沙汰しております。
お盆で忙しかったり、旅行へ行ったり、すっかり更新をサボってしまっておりました。



コスプレ写真はまだ整理できていませんので、とりあえず映画のレビューでもさせて頂きます。









※今回は少しストーリーのネタバレ含みます。
























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「少年は残酷な弓を射る」(2012)


1343213177.jpg

公式サイト:http://shonen-yumi.com/

個人評価:★★★★★





全編を通して「」が強く印象付けられる作品でした。

劇場の暗転、そして開幕。初っ端から画面いっぱいに広がる赤い人々。
此処は殺戮現場なのか、と見間違えるほどの禍々しい赤で満ち溢れていました。

実際は、この場面は人が死ぬような描写はなく、スペインの伝統行事であるトマティーナの様子でした。
でも本当に最初見間違えたよ…最初の場面なのにインパクトがありすぎる…

他にも、主人公であるエヴァの自宅にかけられていたペンキや、着用している衣服、学校の壁、スーパーの売り場に並ぶトマトの缶、そしてパトカーの光、というように本編の合間に「赤」が織り込まれていました。
この「」というのは最終的に何を表しているのか、というのは作品を全て観終わった後に分かります。恐らく想像は付くでしょうが(笑)




ストーリーとしては、過去の回想と現在が交互に挿入されていました。
この過去と現在の交差がすごく上手く流れてて、私はとてもすんなり理解できました。

終わりに向かうに連れて、嫌な予感と共に「ああ、やっぱりか」という納得もありました。
最終シーンは、観た後すぐはよく意味が分からないかもしれませんが、色々自分なりに考察すると非常に「ストン」と胸に落ちてきます。
終わり方まですっきりしていて、観終わってからの充足感はひとしお。




出演は、母親のエヴァ役にティルダ・スウィントン。ナルニア国物語の雪の女王役としても有名な女優さんです。
でも名前を知らなかったら、同じ人だとは思えない。作品の中では「やつれている」という印象が非常に強く、この作品のために体を作ったのだろうと推測されます。


息子のケヴィン役にはエズラ・ミラー。新人の俳優さんです。
私はこの作品を見るまでエズラのことは知らなかったのですが、今回の演技を見てすっかり虜になりました。

というのも、この作品は多くを語りません。セリフも最小限。
その中で何を伝えたいのか、登場人物が何を思っているのか、というのは全て表情と立ち居振る舞いで決まります。
エズラはその両方を完璧にこなしていた。
このシーンでケヴィンは何を考えているのか。むしろ何を考えているのかわからない、という難しいシーンも、彼の演技で理解することができました。
なにより、エズラの眼光が非常に印象深い。

実際エズラ本人は非常にユーモアに溢れる青年であり、Tumblrなどでもひょうきんな表情をした写真をよく見かけます。
にも関わらず、「ケヴィン」という人物が、鋭利な憎悪(そして愛情)を母親に向けているということが非常によく伝わりました。
これからどんどん活躍する俳優さんだろうなと思います。






褒めちぎってはいますが、この作品で一つだけ気になるのは邦題です。
「少年は残酷な弓を射る」、既にこのタイトルで半分以上がネタバレになっています(苦笑)
洋題は「We need to talk about Kevin」となっており、内容には一切触れていません。
どうにかならなかったのだろうか…









稚拙な文章ですみません。それでもこの映画は本当に観てよかった。
今現段階で2012年に観た中で一番好きです。


このレビューを書いている今は、既に上映は終わってしまいましたが、映像化した際には是非皆様ご覧になってください。
本当にオススメです。






最後まで拝覧有難うございました。



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Date:2012/09/02
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